はじめまして。
僕の妻は変わり者です。
結婚してから数年が経ち、見えてきた妻の怪奇行動の数々。
独断と偏見でものを言う、常識にとらわれない怖いもの知らずな性格。
一つ屋根の下で、日々繰り返される常軌を逸した妻の言動を
一人で抱え込むのに限界が来たのでここに日記として書き綴りたいと思います。
決して「鬼嫁日記」ではありません。
鬼嫁なんて言ったことがバレたら…考えただけで、身震いが止まりません。
はじめに、僕と妻について簡単に紹介をします。
僕は口下手で気弱な性格の沖縄人です。
自分では分からないのですが、よく妻から「思っていることは口に出さないと相手に伝わらないんだよ!」と怒られるくらい言葉が足りないんだそうです。とほほ
沖縄出身で顔が濃い?ので妻からはたまに「シーサー」と呼ばれます。
何事も順序立てて、計画的に物事を進めるのが好きです。
あと僕は車が好きです。
妻は口が達者(たまに日本語間違えてる)で、姉さん女房ということに優越感を抱いているようで、僕に思っていることを何でもストレートに伝える人です。
なので、僕に関しては裏表が全くありません。
嫌なことははっきりと嫌だというし、楽しいことは表情や行動にすぐに現れるので分かりやすいです。とにかく素直なんだと思います。
何事も直感とその時の自分の感情で、行き当たりばったりで行動する人です。そして誰もが振り向くほどの美人。(僕にはそう見えています)
妻は本が好きです。あと雰囲気のあるやちむん(沖縄の焼きもの)やテレビのない奥ゆかしい宿が好きです。
そうなんです。
僕たち夫婦は、性格も、価値観も、好きなものも、まるっきり違う人間なんです。
違いがありすぎて、衝突が起き、今頃別々の人生を歩んでいてもおかしくはないはずなのに、僕たちは一緒に暮らしています。
生まれ育った環境が違う人間たちが一つ屋根の下で生活を送る──。
人それぞれですが、容易ではないことだと思います。
冒頭でも書いていますが、
僕の妻は怪奇行動をとります。
でもそれは家族を明るくしてくれる怪奇行動。
アルプスの少女ハイジが着ているような白い肌着に、無印良品で買ったであろう紺色の短パンを着て夜な夜な創作ダンスを踊っています。
嬉しい時や機嫌が良い時にする行動なので、「あ、今日は機嫌がよろしいのか」と、僕は安心してその姿にほっこりします。
逆に機嫌が悪いと、目が蛇のようにキッと鋭くなります。
こうなると、僕は妻が怖いので、大人しく特に何かを発することなく静かに過ごします。
(言葉が足りない。と言われる原因は怒ると怖い妻にあると僕は思います)
きっと、言葉足らずで「妻の変わり者」感を伝えきれていないので
できる限り、この場を借りて日記として書き綴りたいと思います。
令和6年7月17日